根幹治療についてのメモ等
こちらの 埼玉県行田市 の 坂詰歯科医院 さんで、根幹治療について極めて詳細に記事が書かれている。とても参考になる。
根幹治療が如何に難しい治療か
そして日本の根幹治療の現状についても問題提起されていますね
根管充填
歯根端切除術の術式
歯の根っこ・神経を抜く治療の基礎(根管治療)
神経をとった歯はもろくなる
ちなみに患者さんからは、「治療の後はどのくらい長持ちしますか」と聞かれることが多いのですが、それに対する最も適切な答えは「歯が割れるまで」というものだと思います。
歯の神経をとってしまうという行為は、木の枝から葉をちぎるようなイメージだと思っていただきたいのです。
枝から離れた葉は、時間がたつごとにもろくなっていき、1か月もたつとパリパリと割れやすくなります。神経をとった歯は、本来の寿命の半分くらいになると私は考えています。
例えば、ある人が100歳まで生きるとして、50歳で歯の神経をとってしまうと、75歳くらいで歯が割れることが多いのではと感じています。
神経が生きている状態でも歯が割れることはありますが、神経をとった歯は、ことにその後の破折との戦いになります。
しかし、噛み合わせや残った歯の本数などで、長い間使い続けることができる歯も多くありますので、「治療の後はどのくらい長持ちしますか」という質問に対しては、個人差が大きいので予測がしにくいと答えるのが正しいと思います。
だからこそ神経はなるべく残す。歯もなるべく削らないことが大切なのです。そして、どのようにしたら虫歯や歯周病にならないか、その予防方法を患者さんに理解してもらい、それを実践してもらうことが、私たち歯科医療従事者の使命だと思います。
根管充填材には、‘ガッターパーチャポイント’と‘シーラー’という材料を使用する